オンライン対戦と光の遅さな記事。

子供のころ何かしらの本で光の速度を知ったときは、「何それヤバい、ヤバいくらい速い、1秒で7周半(地球)て」なんて驚いたものですが、興味の観測範囲が広がるにつれ全く印象が変わってきます。

そもそも長い、1秒が長い、全然短くない。

なんてことを考えだしますよね、主に遊びの中からですが。「だるまさんがころんだ」なんて古の遊びの中からでも案外動けるみたいなことを学びますし、ビデオゲームとかで遊び始めたらもう一瞬の瞬きでミスしたりしますし、そもそも数えられますから、1秒。

ビデオゲーム的に1秒がどうなっているかというと基本的に60分割して扱うので60分の1秒単位(1フレーム)で進んでいくわけです。どうして60分の1なのかについては諸説あったり不思議だったりもするのですけど、そうなっているからここではそこまでで。で、その60分の1秒、1フレームを感じられるかっていうと、感じられちゃうわけです。1フレームをビタっと感じるのは不可能ですけど数フレームの違和感はしっかりと感じます。すごい、人間てすごい。とかも思いますが、そもそも人間の神経伝達の速度もそれなりに速いってことですよね。一説には遅延があって予測しながら検知しているみたいな話もありますけど。

そんな中、光が地球を一周するのに8フレームほど掛かるわけです。世界中が光ケーブルで直につながっていて、また通信に関するもろもろのやり取りがないと仮定しても地球の真裏とやり取りするなら行って帰ってで16フレームです、3分の1秒近いです。余裕です、余裕で認知できます。実際にはそのもろもろの遅延が加わりますから、国内でのやり取りであったってここまででは無いにしろ遅延は生じます。数フレーム程度、必ず遅延が生じます。その数フレームで戦っているのに!

光遅い、がっかりだよ。

とかリアルタイム系ゲーム対戦勢は絶望するわけです。格ゲーとかはその最たるもので、長くオンライン対戦へ対応することができませんでしたね。とはいえ、その後の技術の向上やら手法の洗練、環境の普及によって今日では割と普通に遊べるようになったので、「光ありがとう。やっぱり頼りになるや」とか思って大変にありがたいです。まぁ、ゲーセンでの対戦、引いてはゲーセン自体へ引導を渡してしまった感もありますけど。

さて、その「光」、この世の、この宇宙の理において最速らしいのですが(他に見つかっていないので。宇宙の膨張の方が速いという話もありますけど)、やっぱり遅いのですよね。一番近いところにある月に届くのにも1.3秒ほどかかるし、太陽まででも8分ちょいかかる。じゃあ、この無限の宇宙でどうすればいいのっていうくらい遅い。うんざりするほど遅い。しかも光の速度は不変、絶対に変わらない。他のいかなるものからの影響も受けないし、誰がどこから観測しても同じ速度。それでいて最速、何ものにも負けない、追いつかれない。

え、なんなん、光なんなん、意味わからん。それでいいと思ってんの?

みたいなことを足りない頭で考えて時間を潰してしまうことが、割と本当に大変好きです……。

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かいているひと

しもだ たくろう a.k.a. たくぅ

1996年くらいからこんなことをやっているのでなかなかおじさんです。一応今もWeb系の仕事はやっているぽい。実がないので口の方で煙に巻きます。「ぺちぱな。」ん。くず界のくず。 SW-2066-7468-5602✨