メガドライブが当時愛され、今も愛されている理由の一つに音楽は多分にあると思います。そんな魅力を徹底解説していただいている動画であります。
当時、シンセサイザーといえばヤマハさんのDXシリーズで、その流れを汲むであろうヤマハ製のFM音源チップを搭載しておりました。何かしらの記事によると、当時はヤマハさん社内で提供するべきではないみたいな議論も巻き起こったと後年聞いたこともございます。搭載させていただいて本当によかったです。

それなりに台数が出ていい事業だったのか、その後のセガサターン等でも協力体制が続きましたねー。
当時はブラウン管の大型テレビが流行っていて、大型ゆえにスピーカーに奢った機種が多かったことも幸いしたイメージがあります。今みたいに液晶のペラッペラなスピーカーだったらまた印象が違っていたのかもしれません。メガドライブにはイヤホンジャックが付いていたので、ガチ勢はそちらだったのかもしれませんけど。
FM音源はホビー寄りのパーソナルコンピューターにも採用されていたこともあってPCゲームの方でも活用されていたのだけど(ボクはよく知らないんだけど)、そちらでも大活躍していたのが動画内でも登場してらっしゃる古代祐三さん。日本のゲームミュージックはこの方なしには本当に語れないと思います。レジェンドですけれど、まだまだご活躍だし、何だったらボクともそうお歳は変わらない。

天才か? 天才だ!
この後、スーパーファミコンの登場やら何やらで一気にPCM音源の方へ傾きまして、FM音源は日陰の存在になるのですけれど、任天堂陣営にもFM音源が採用されていたらどんな音楽が出てきていたのかと妄想してしまいます……。

SFC側の名サウンドゲームといえばアクトレイザーが思い浮かぶけど、こちらも古代祐三さんなので古代祐三さんごいすー。